『テーゲー』ということについて語る

沖縄はよく『テーゲー』といいますね。

鹿児島では同じ事を『てげてげ』と言うそうです。

普通の内地の人は

『沖縄の人はみんな良い人』

と言いますが、こと利害関係が絡むとガラリと印象が変わると想います。

商売の相手となると、これはもう、ほんとに大変な相手です。

『沖縄タイム』とよく言いますが、私の場合は予め心得ているので、沖縄の人と時間を決めて待ち合わせすることはしません。

だから、被害にあったことはないですが、納期とか返事とか言う事になると、ほんとうにナシのつぶてを喰らわされます。

約束はあってないようなものです。

それを責めると逆恨みされ逆ギレされます。

そう、悪気が全く無くて、それが普通だと想っているのです。

最近は内地で教育を受けた人も増え、内地からの出向者、移住者も増えてきましたから、だいぶその傾向も薄れて来ましたが、まだまだ安心できるレベルではありません。

商売をすると良く解るのですが『商道徳』というものも存在しない。

沖縄は大航海時代、明や清との交易で栄えた歴史があるので、商売気が濃いかと想いそうですが、全く違います。

この時代の交易は、王府が独占していたので、『商人』というものはほとんど存在せず、商道徳というものも培われて来なかったようです。

ですから、利益になると想えば、約束を破るということにも遭遇します。

しかし、全く悪気がない。

シレッとしているのです。

ですから、沖縄の人達と商売をし始めた人は、人間関係にたいそう苦しみます。

悪い人ではないのに、約束を平気で破るからです。

沖縄の人達と付き合うのに、一番のコツは、責めない、怒らない、期待しない、ということです。

つまり、すべてを受け入れる気持ちになるしかない、ということです。

責めても、是正を要求しても、全く何にもなりません。

ただ、嫌われ、疎まれるだけです。

沖縄県民と仲良くするには、沖縄の県民性を深く理解して、溶け込むしかないのです。

しかし、大事なのは、沖縄の人達と内地の人達の間には、想像よりはるかに高い壁があるということをシッカリと認識することです。

絶対に芯から理解し合えることはない、そう想っておきましょう。

それが末永く仲良くする秘訣です。

夫婦関係もそうですね。

また外国との関係もそうです。

違うと言う事を頭の隅においておいて、出来る限り交わる部分で仲良くする。

解り合えると想うから、自分たちと同じ価値観だと想うから、腹が立つんです。

沖縄の人を指導しようとか支配しようとかしても無理です。

テンションを上げていく人もいますが、全く逆効果です。

テンションを極限までゆるめて、肩の力を抜き、ゆるゆると、彼らと同じ感覚で付き合う。

そうすると、沖縄を嫌いにならずに済みます。

誤解が先にあって、そこに理解を積み上げようとするから、もろくも崩れ、憎悪や嫌悪に変わるのです。

それが『心を開く』ということでもあります。

それが出来る様になれば、沖縄でも友達がたくさんできるでしょうし、『嫌いだけど好き』という程よい距離感が出来て、良好な関係が築けると想いますよ。

              





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